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CHAGE&ASKA Video Selection ’79-’85

 

デビュー当時チャゲアスの歌はフォーク演歌と呼ばれていた。 これはASKAが独自のポジションを築くために、戦略的にこの路線を選んだという。 要するに、売れるため。 狙い通り、デビュー曲『ひとり咲き』もそこそこのヒット、3作目の『万里の河』は大ヒットとなった。 後年フォーク演歌のイメージから脱するのに苦労したと言う。女性の視点で歌詞を書いているのも特徴。

さすがにこの頃のアルバムは今聞くと古い。試行錯誤、迷走が容易に見て取れる。しかし曲単位で見てみるとさすがASKA、すでに名曲をいっぱい書いている。このフォーク演歌時代のチャゲアスがいちばん好きという人も少なからず存在する。なお84年には飛鳥涼詩集「オンリーロンリー」を出版していて、谷川俊太郎を髣髴とさせる抽象的な歌詞はこの頃からである。

 

 

ひとり咲き Hitorizaki(’79)
デビュー曲。まさしく演歌である。世界一のコブシを見よ。YMOと同時代とは思えない音楽、当時どのような印象を与えたのかは私には想像できない。これはデビュー当時のレアすぎる映像。目が綺麗だ。

 

万里の河 Banrinokawa(’80)

ヒットするように計算されて作ったと言う。たしかにブレがなく安心して聴けるポップ。過剰な演歌くささもほほえましい。

 

熱風 Neppu(’80/演奏は’04)

万里の河収録のアルバム『熱風』のタイトル・チューン。ほとんど演奏されず埋没した曲だったが、20年ぶりのお披露目で「世紀末」な雰囲気が漂う名曲となって甦った(ASKAはノストラダムスやマヤ暦の終末論を信じていたので)。

 

男と女 Otokoto-onna(’82/演奏は’99)
後年まで長く歌い続けられる名曲。アジアでも大人気で、カバーは数え切れないほど。この映像は99年に発売したベスト盤のプロモーションでMステの特番に出演したとき。尋常ではない情感に、視聴者もびっくりではなかろうか。

 

安息の日々 Ansokunohibi(’82/演奏は’99)
知る人ぞ知るアルバム曲。99年に久しぶりに取り上げられ、ファンの間で認知度が高まる。安息という言葉にキリスト教を連想する。

 

熱い想い Atsui-Omoi(’82/演奏は’89)

チャゲアス初期のキラー・バラード。

 

 

MOONLIGHT BLUES(’84/演奏は’87)

まったくヒットしなかったシングルだが、ファンの間では有名すぎるバラード。

 

標的 Target(’84)

はっきり言って相当迷走している。リフはカルチャークラブの『You know I’m not crazy』のそのまんま盗用である。 が、声がいいし、パフォーマンスも落ち着いているので、今見ると案外いいのである。

 

ンリー・ロンリー Only lonely(’85)
CHAGEとのハーモニーが美しすぎる。90年代以降マイクのバランスが悪く、こんなふうなハーモニーはほとんど聴けなくなってしまった。

 

TWILIGHT ZONE(’85)

ゴシックな雰囲気が濃厚なアルバム『Z=ONE』の一曲目。統合失調な世界観と初期ASKAのくぐもった声が合う。チャゲの衣装以外は良い、レアな映像。

 

棘 Toge (’85/演奏は’89)
フォーク演歌から脱皮しようという意気込みが感じられるシャウト。天才的なギターソロは逆光で顔が隠れているが、チャゲアスの名パートナーBLACK EYESの近藤敬三である。なお動画の最後で語っている色男はマネージャーの渡辺徹二氏であるが、ASKAと喋り方がそっくり。福岡から出てきた純朴なASKAは、氏を尊敬して真似ていったのではなかろうか。

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