ASKA 非公式ファンサイト

カムバックはチャゲアスで

ASKAのカムバック。本人には復帰の意志があると一部で報道されているが、問題はソロなのかチャゲアスなのか、これに尽きると思う。

少年の頃、チャゲアスにチャゲはいらないと思っていた。名曲は全部ASKAが作っているし、ステージでチャゲはいつもへんな動きをしている。人類史上まれにみる腐れ縁だと思っていた。

ところが2000年代になるとむしろ、ASKAがCHAGEの足を引っ張っているんじゃないかと思うようになった。CHAGEソロで96年に「oki doki!」(MULTI MAX)、98年に「2nd」という超ド級の名盤を放ち、「え?CHAGEってかっこいいじゃん」と認知。

2000年を越すとASKAは声も作曲も絶不調。2004年にはこんな体験もした。ツアーtwo-fiveではソロのコーナーがあり、ここでCHAGEソロの「SOME DAY」。私はこのツアーを4本見に行っているが、この曲ではもう拍手喝采雨あられだ。ASKAの埋めがたい巨大な穴を、この一曲でなんとか盛り返そうとしていた。生で聴くCHAGEのバラードたるや、すさまじいものがある。(この感動は動画では伝わりませんよ。動画だとむしろ、あざとく感じてしまう。)

もともとチャゲアスのライブで演奏される曲のうち、7~8割がASKA作曲・メインボーカルである。ひどい時は9割超がASKAメインだった。お世辞にも対等なユニットとはいえない偏りだ。99年以降06年頃まで、誰がどう見てもASKAは声が出ていなかった。問答無用の不調。こんなときでもライブの曲の偏りは是正されなかった。私はもっとCHAGEが歌えばいいと思っていたのだけれど。このあたりの力関係に、二人の「ただならぬ間柄」を想像してしまう。

私の希望。
世間の色眼鏡にさらされるくらいならカムバックはしなくてもいいけど、もしするならぜひチャゲアスで。
30年以上寄り添ってきたのだから、愛憎は置いといて、今こそ手を取り合っている姿を見てみたい。世の中の夫婦の大半も愛憎半ば。一時の気の迷いを悔やむ夫婦も、長くいればこそ分かる機微がある。憎々しいカミサンでも、抱きしめたくなる時がある。壊れかけでもいいからそんな美しいものを見てみたい。
チャゲ&飛鳥というアンバランスきわまりない奇妙なコンビ。神の采配か運命のイタズラか。無理やり続けてきた意義が、ここにきてやっと完結するのではなかろうか。その姿を拝んだとき、我々は涙することだろう。

‹‹一覧に戻る