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新日本プロレス2(2020/02/20)

更新の滞りを解消するためで申し訳ないが、例によって今日もスーパーどうでもいい解説を施してみよう。なにせ私がヨダレが出るほど好きな新日本プロレスの話題である。

 

https://www.fellows.tokyo/blog/?id=1889

 

後楽園ホールに新日本プロレスを観に行ったという話。

後楽園ホールとは水道橋は東京ドームの隣にある「格闘技の聖地」である。ビルの9階だか上のほうにあって、独特のうらぶれた雰囲気が充満している。私は昔、よくキックボクシングを観に行っていた。立ち見で2,000円とかで、しかしガラ空きだから座れてしまうのだ。(軽犯罪ですね)

「剛腕伝説」大月晴明を生で見たのは私の自慢である。↓この試合。まだ無名だった頃だ。

 

 

後楽園ホールは2,000人ほどのキャパの会場で、変わっているのが客席が映画館のような形になっている。一面だけが階段でずっと上まで伸びていて、あとの三面は狭いアリーナ席とひな壇席のみ。要するに細長いのだ。土地・ビル面積の都合による苦肉の策だと思うのだけど、なかなかどうして、この不思議な形が独特のうらぶれた雰囲気を放つのである。昔大阪の西成のドヤ街に泊まった時に部屋が三畳で、畳が縦に3枚並ぶ部屋に入ったときは「ほそ!」と一人苦笑したことがあるのだが、ヒトは無理をすると細くなるのだろうか。

 

 

ボロボロの鉄ドア、短い花道。最高ですよ。こんな色っぽい会場は他には無い。

余談だがこの小林聡の試合、タイ人チャンピオンをKOする歴史的一戦なのだが、入場シーンだけで泣ける。この背中を見よ。

 

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入場シーンと言えば新日本プロレスの入場は見もの。なんなら試合よりもおもしろいくらいだ。

音楽が凄いのである。新日には「鈴木修」という超スーパーウルトラ天才作曲家がいて、ほとんどの選手の入場テーマ曲はこの鈴木修が作っていた。以下は鈴木修の超有名な曲たち。

 

 

蝶野はヒールに転向して入場曲も最高になった。

 

 

私が一番好きな入場曲。武藤敬司『HOLD OUT』

 

 

HOLD OUTのムタverは「シンセサイザーとギター」を「琴と三味線」に置き換えてあるという天才的仕事。

 

橋本真也『爆勝宣言』。告別式でもこれが流れてみんな号泣+橋本コール大合唱。

 

いつだったかラジオでプロレス入場曲特集というのをやっていて、私はずっと涙を流しながら聴いたものだ(鈴木修の『爆勝宣言』生演奏はすごかった)。それくらい新日の入場シーンには思い入れがある。そういえば私の生まれて初めて買ったCDは新日の入場曲ベストアルバムだったっけ。

 

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さてASKAが会ったことがあるという藤波辰爾。黒タイツの正統ストロングスタイル、新日を代表するレスラーに間違いはないだろうが、どこか変人なイメージがあるんさな。ドラゴンスープレックス、ドラゴンスリーパーは歴史に残る技だと思うが、ドラゴンスクリューとか変な技もあるし・・・ 今書いてて気づいたが「ドラゴン」とか言っちゃってるから藤波は滑稽なんやな笑 昔大学の先輩が「めちゃくちゃおいしい」と言う時に「ドラゴンうまい」と言っていたのを思い出した

 

しかし案の定ネタにされているが、プロレスは本来おちゃらけではないぞ。このお笑い勢がプロレスを歪めてしまった面も少なくない気がするのだが・・・

 

 

ASKAが観に行ったという猪木vsホーガンの蔵前と言えば、初代IWGPチャンピオン決定戦のことだろうか。IWGPとは池袋ウェストゲートパークではなく、インターナショナル・レスリング・グランプリの略で、新日本が創設したチャンピオンベルト。この試合で猪木はホーガンにKOされ、ベロを出して失神するという新日史に残る名シーンが有名。初代チャンピオンを敢えて外人レスラーに譲るという新日独特のひねったシナリオが光るよね。

 

余談だが、改めて見るとナンちゃんやオーケンの眼差しは暖かい。『リングの魂』も当時ずっと見ていたけれど、どんなに笑えても最後には「やっぱりレスラーはすごいよね」的なまとめが入り、プロレスラーの尊厳を何ら毀損していなかったことを感じる。オモロければいいという有田の一味とは違うのである。正直私もネタには大爆笑するのだけど、プロレスラー=構音障害みたいなイメージを世の中に植え付けた彼らの罪もまた重いと言わざるを得ない。一番の被害者は高田延彦に違いない笑 

いや、有田は海砂利水魚時代からの大ファンですがね。

 

 

以前にも書いたことがあるが私は今の新日には1ピコグラムたりとも興味がない。棚橋弘至も「たなはしこうじ」だと思っていた。「ひろし」なのね。教えてくれてありがとうございました。

 

(2020/02/21)

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