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北区剣道大会(2019/10/20)


東京都北区の剣道大会で優勝したという話。おめでとうございます。

 

ワイドショーやネットニュースでも取り上げられたらしく、予想外の反響が起きているようだ。Google検索をかけると一夜にして大量の記事が出てくるようになった。芸能ニュースっておそろしいね。

試合の映像はこちら。

 

 

(ちなみにこのアップ主さんは以前よりASKAの剣道動画を上げ続けている奇特な方。若干モラル的にグレーな気もするが、本人が言及しているので良しとしよう・・・)

 

コメント欄は剣道経験者の書き込みも目立つ。分かる人のコメントによればASKAの剣道スタイルは若々しくて押しが強いらしい。「高齢者トーナメント」なのに高校生みたいな打ち方をする、と。

 

忘れられがちだがASKAはもともと剣道少年である。しかもインターハイに出場経験がある(正確な経歴はどこか古い文献に書いてあったと思うが、手元にないので割愛)というのだからまさに国内トップクラスのアスリート。インターハイ北海道予選決勝の感動秘話はこちら。

 

(せわしないメドレー)

 

その後故郷福岡に引っ越し、元からいる部員のためにレギュラーから外されたことが悔しくて、高3で退部したのは有名なエピソード。それで音楽を始め、同じ高校のチャゲと組むようになるのだから、神の采配とはかくも完璧なものなのである。余談だがチャゲは新聞部である。

 

そもそもASKAのあのハイトーンボイスは、剣道で培われたのではないのか?剣道ってブルース・リーも真っ青の怪鳥音だすじゃない、「キェー!」とか言いながら。肺活量も凄いだろうし。

 

 

ちなみにワイドショーでは40年ぶりの剣道などと言われているようだが、これは違うと思う。稀にではあるが稽古風景の映像がライブビデオに挿入されたりもするし、私は仕事先で「福岡の大会にチャゲアスのASKAが出ていた」と聞いたことがある。その話を聞いたのは2011年頃、当時30代半ばの営業マン氏、福岡出身で学生時代に剣道をやっていたという。で、学生の頃に福岡の大会でASKAが出てきて会場が盛り上がった、と言うのだ。下っ端だった私はただニコニコしてその話を聞いていたが、内心それは何年の話なのか、そこが大事だろう、などと呟いていた。もちろん問いただすことはしなかったわけだが、へー私チャゲアス好きなんですよねくらいは小声で言ったような気がする・・・ ということで、逆算すると90年代後半ではないかと思うが、この頃にも剣道の大会に出ていたはずというのが私の草の根的推論である。

 

 

***

 

スポーツ少年が音楽に転向するケースはままある話であろうが、その両方でトップに上り詰める例は皆無に近いのではないか。両方ともに町のエースとか一発屋のレベルではないからね。

 

ASKAのバックボーンはやはり剣道である。活動や言動の随所に見えるあの負けじ魂ね、笑。アスリート特有の獣性と言うか。しかもそれは「勝ちたい」というよりは「負けたくない」という種類の闘争心に感じられる。これがない人はスポーツなんてアホらしくてできないんだよなぁ。私は極真空手をやっていたけれど、試合に行くと「うわゴメン、人種が違うわ」とか引いちゃって、負けてばかりだった。そしてあんまり悔しくもなく。負けても平気な人は、スポーツ向いてないよね。

 

たまにASKAにも筋肉バカの要素が垣間見えることがあるわけだけど笑、しかしこれはけなしているのではなくて、他のミュージシャン、いやもっと広く言って芸術家にはあり得ない、最強の強みではないかと思うのだ。

 

私はASKAの詞をすごいと思うが、それは必ずしも文学的な意味ではない。例えば井上陽水のシュールさは文学だと思うけど、ASKAの意味不明は文学ではない。ほんとに意味不明だから・・・ これ、比喩が暗喩だからどうとかそんな高尚な話ではなくて、単に筋肉と超常的感性が織りなす奇跡のハーモニーなのではないか、というのが私の長年の持論なのである。心臓肥大を起こすまで剣道に落ち込んだ男が書く詞。それが普通なわけがない。

そして、絶対にマネができないのである。インターハイに出る奴は詞を書かないからだ。詞を書く奴はインターハイに出ないからだ。

メロディも然り。

 

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ということでご武運をお祈り申し上げます。

 

 

 

(2019/10/23)

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