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「SYMPHONIC CONCERT 2018 -THE PRIDE- presented by billboard classics」ツアー終了

 

 

復帰ツアー「ビルボードクラッシックス」全国11公演が終了した。

特に初日の復帰ステージは様々なメディアに取り上げられ、NHKのニュース9にドキュメンタリー出演をしたほど。各社「薬物事犯からの社会復帰」というアングルだった。

 

 

 

他の薬物事犯のタレントと比較すると、注目度は断トツで高いと言えるのではなかろうか。さすがチャゲアスである。

 

さて、コンサートの細かい内容については、ここでは触れないことにする。掘り下げたいトピックがあるのだ。

今ツアー、ファンの間で話題になったのは「」。これは本人がブログで随時言及していたように(https://www.fellows.tokyo/blog/?id=1269)、初日以外は不調が続いたようだ。私が観た公演も相当きつかった。今まで見た20回弱のライブの中でもワーストだったかもしれない。

 

関係各所に書き込まれたコメントをウォッチしていると、終盤にさしかかる神奈川公演のあとくらいから批判意見が増えてきたように思われた。続く不調にさすがのファンもしびれを切らしたか。「5ちゃんねる」のスレは平時とは比較にならないスピードで伸びていった。

 

これ、当たり前のようでいて実はかつてない現象だったのだ。事件前、声の話題は2ちゃんねるにおいてすらほぼタブーだったのである。今回はツアー途中からASKA本人が声に言及するようになり、暗黙の了解だったタブーが解禁されたのかもしれない。少なくとも5ちゃんねるにおいては、堰を切ったように議論がなされた。このへんについてツイッターは同調圧力が働き過ぎてるので率直な意見が少なく、あまりおもしろくない。賛美だらけにはなるがコメ欄のほうが読みがいがある。

 

とは言うものの、まだまだ5ちゃんねるにおいてすら、批判は言いにくいという空気は看取される。声の不調なんてASKA本人が誰よりも苦しんでいることだから・・・という優しい心だと思うのだが、批判的な意見に噛みつく人も少なくない。「イヤなら黙って立ち去れ」。例えば「福岡ドームでカウントダウンライブをやりたい」という発言について「動員が心配」という意見が溢れた。そういう批判に対して「そんなのは大久保連が考えればいい話」と切り捨てる奴、笑。いやいや、確かにおっしゃる通りだが、それくらい議論してもいいでしょ

 

 

私は20年近く思い続けているのだが

実感をもとにした率直な議論をして何が悪いのか?

 

この思いがサイト運営の原動力でもある。そういう場がなくて鬱屈していた人は私だけではあるまい。その閉塞感がイヤでチャゲアスから離れた人も多かろう。

2014年にニュースが駆け巡った日、WEBを巡回してみたが批判的な立場のサイトは見当たらなかった。もし他にあったら、私はわざわざこんな妙なことを始めたりはしなかった。ぶっちゃけ「他に誰も言わないんなら、言いたくないけどしょうがねぇからオレが・・・」と書いた記事は沢山ある。コイツ狂ってるわと立ち去った方も多いだろう。(それは正解、笑)

 

意見が単に破壊的なものではなく建設的であるならば、批判をしたい人は恐れなくていいと思うのだ。20年前からそうだが、はっきり言ってライブ会場の空気も微妙すぎる。感動しなきゃいけない、誉めなきゃいけない、みたいな。声の不調については驚くべきことに賛否両論あって、賛とは何かと言えば

 

振り絞るように歌う姿に感動

気迫がすごかった

魂を感じた

 

というものだ。ファンならではの視線だろう。しかし私はそれってどうなの?と思う。率直に言って私はカスカスの声では感動しないし、休んでほしいなーと思うし、そういう己れの実感に歪曲はかけたくない。それゆえ一時は離れたわけだ。

 

それにそういう応援の仕方が、ASKAを追い込んできたのではないかと。この種の応援はASKAにとって

自分をラクにさせることを許さないように仕向けてしまう

のではないか。「歌うことを望まれている」と思えば、そりゃ一生懸命歌いたくなるだろう。しかし、期待に応えるため、一生懸命歌うために麻薬をしていたのでは、と私は思っている。そういう真にピュアなお方じゃないですか。自分を追い込むことを美徳とするスポーツマン精神が、剣道を通じて染み付いているようにも感じられるし。

 

現実としてそこには歌への想いとコンディションの相克があるわけだ。かつて天下を獲った誇り高き歌手が、大観衆を前にして出ない声を振り絞る時にかかる精神的なストレスを想像すると、私にはたまらないものがある。私ですら声が出ない日のカラオケは地獄だもんねぇ・・・

 

 

ということで

精神衛生上は、休むのも前進じゃね??

というのが私のライブを観た感想である。

 

 

(2018/12/24)

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