ASKA 非公式ファンサイト

Faces

収録内容: 2010年ASKAソロツアーFaces
媒体:DVD、Blu-ray

 

背景
アルバム『君の知らない君の歌』を発表したあとのソロツアー。このアルバムはセルフカバーで、当然ステージでも新曲がない。このことはファンを落胆させた。
が、私はむしろ非常に思い出深いコンサートである。ステージでASKAが私生活を語った。「このアルバムはかつて住んだ自分の部屋がテーマ」だと。そのテーマを知らされ、このアルバムに通底する失恋というテーマがはっきりと見えた。そしてこのアルバムに限らずASKAは失恋の歌が多いけど、それらは全部実体験なんだとそのときに確信した。すると走馬灯のようにチャゲアスのラブソングたちを思い出し、胸が痛くなった。それは私にとってとても重い意味のある体験だ。ゆえに当サイトではASKAの失恋が大きなテーマとなっている。雨降るあの日、新宿で3000円で叩き売られていたチケットに遭遇していなければ、行くつもりのなかったコンサートであった。

 

内容
収録曲

 

何せセルフカバーアルバムを引っさげて(笑い)のツアーなので、外れなしの選曲。選りすぐりの名曲たちが装い新たに鳴り響く。一曲目はソロデビュー曲『My Mr. Lonely Heart』でしっとりしたと思ったら、次は『晴天を誉めるなら夕暮れを待て』でアゲてくる。いつも最終盤で歌う曲なのに。とてもビックリだった。
基本的にはアルバム『君の知らない君の歌』で構成されている。このアルバムについては歌詞分析のカテゴリでだいぶ書いているので、ここでは触れない。失恋というテーマを踏まえて聴くと、本当に切なくなる。

アンコールで和田アキ子の『あの鐘を鳴らすのはあなた』をカバー。これは名演。私もいたく感動して、その後スナックで歌う曲のレパートリーに入れた(スナックは古い歌がウケるので)。

 

なぜかネットではこの作品が罵倒されがちなんだけど、私には全然分からない。セットリストもいいし、声もいいし。なにより上述の通り、失恋というテーマがある。むしろ私にとっては、2000年代で心震えたツアーはDOUBLEとこれだけである。

 

 

関連動画
同ツアーの上海公演

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