ASKA 非公式ファンサイト

NO DOUBT

収録曲

※『この愛のために』のPVはシングルバージョン

 

「チャゲアスをダサいJ – POPの権化と思っている層」に聴かせたいアルバムのNo.1。

 

特徴を一言で言うと、暗い。怖い。

 

 

『ONE』『kicks』という問題作を残した2年間のソロ活動を経て、デビュー20周年に合わせて99年にチャゲアス再始動。デビュー記念日に発売された今作は、ソロで培ったロックの雰囲気のする傑作だ。とは言っても過去未来のどのアルバムとも違う、独特のメタリックな陰鬱さが貫いている。ASKAの声も極めてハスキーだ。特筆すべきはシングルカットされた『群れ』。こんな曲を歌うこと自体驚きだが、これがシングル曲というのも尋常ではない。過去の曲にすがりつくファンに対する、失望が歌詞にされている。

ASKAがこんな曲を作るせいか、CHAGEも歩調を合わせて?暗い曲を作った。『swear』『熱帯魚』などがそう。これがまた似合うのだ。ASKAの鮮烈なソロ活動は何度も書いてきた通りだが、CHAGEもまた98年に『2nd』という超名盤を発表している。

つまり『NO DOUBT』は、二人が最高のソロ活動の成果を持ち寄ってできた傑作なのだ。

 

作風の変節の背景には

プロデューサー山里剛からの卒業

もあった。デビューからずっと同じだったプロデューサーを外し、セルフプロデュースに移行。「お互いの曲にずかずかと入っていった」と言う。コーラスもユニゾン(二人が同じ音程で歌うこと)を多用したと言っている。とにかくサウンドがゴツゴツしていて、カッコいいのだ。ボーカルの録音も独特で、声がすごく近くで鳴っているような感覚がする。

 

99年というのは本当に特別な年で、20周年でテレビ、ラジオにも出ずっぱりだった。黒ずくめでブスッとして、とてもクールを装っていたような印象がある。
ちなみに2000年以降のツアーはすべて全曲収録で映像化されているが、この年の「電光石火」ツアーはNHK-BSでドキュメンタリー的に特集されたきり未発売だ。

 

(2017/12/01加筆修正)

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